学校紹介:西武台高校

2022年5月24日 Vol.934

つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。

塾長の関口です。

西武台高校をご紹介します

今日のブログでは、先日5月17日に行われた塾の関係者向けの西武台高校の説明会について書こうと思います。 説明会でお伺いした内容をご紹介しますので、受験校選択の参考にしてください。

西武台高校の基本的な情報については、ウェブサイトのリンクを記載しますので、そちらをご参照ください。今日のブログではあくまで、私の主観を通じたご紹介をします。

http://www.seibudai.ed.jp/

5コース制のそれぞれ

西武台高校は来年度から5コース制になる学校です。現在は4コースですが、来年度に新規コースが開設される予定です。

まずは現状の4コースのご紹介です。 特進Sコースと選抜Ⅰコースは「高い学力」で将来を切り拓くコースという位置づけだそうです。
大学への進学方法は多様化しています。しかしながら、やはり国立大学や有名私立大学などはまだまだ学力での選抜が多数を占めます。その意味で「あえて学力」という表現をされていたのが印象的でした。
選抜Ⅱコースと進学コースは「豊かな総合力」で将来を切り拓くという位置づけです。総合力という言葉から推察するに、大学への進学については「総合型選抜」などが候補に上がるのではないかと思います。
総合型選抜の場合を考えると、やはり一般選抜以上に個人にそったサポートが重要になりますが、その意味では公立高校に比べて体制の整った私立という選択はあり得るのかもしれません。

来年度は新規でSTEAMコースが新設されるそうです。こちらは次の節でしっかりスペースをとってご紹介します。

STEMコースの新設

新設コースということもあり、ご紹介には先生方の熱もかなり入っていました。 STEAM教育を推進するコースとして来年度に新設されます。

STEAM教育についてはリンク先をご参照いただくとして、その頭文字にあるような(Science科学 / Technorogy技術 / Engineering工学 / Art芸術 / Mathmatics数学 )に注力するコースかと思います。 個人的にはご紹介の中で「社会の課題解決」をテーマに掲げていた点が興味深かったです。

入試関連の情報としては、「単願のみ」の募集という点は注意が必要かと思います。基準についてもSTEAMの名に相応する基準の設け方でした。

興味深い点としては、「定期試験の廃止」を掲げているところです。知識の確認は小テストで行うとして、評価のための定期試験は行わないそうです。

また、大学への進学方法として「総合型選抜」が選択肢になるようです。 この点については、塾屋の「入試戦略」という観点で見ても理にかなっている気がします。
総合型選抜の場合、「何をしてきたか」「何を考えたか」「何をしたいか」が重要になりますが、正直なところ、その「ネタ」に困る生徒は少なくありません。
部活や数少ない課外活動を思い出しながら「何」をひねり出すケースも多いはずです。
その意味では日頃の授業で掘り下げる経験をたくさん得て、3年間の集大成として特に「コレ!」というものを大学進学に活用するというのは魅力的かもしれません。

私の感想

最後に説明会で感じた私の感想です。 今回の説明会は先生方の「熱さ」を感じたような気がします。
私立の学校はそれぞれが個性的なのでクールな印象を受ける学校もあるのですが、西武台高校の説明会で私が感じたのは「熱さ」でした。
「熱い」先生が好きな方もそうでない方(そもそも実態がどうかはわかりませんので)も、話を聞きに行ってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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