成績は株価のように変動する!親ができる前向きなサポート

2024年7月9日 Vol.994
つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。
塾長の関口です。

和光市内の公立中学校では期末試験が終わり、その結果が返ってくる時期です。
今日は、思うように結果が出なかった時の声かけについて書こうと思います。

せっかく上がった点数も下がることがある

中間試験でせっかく上がった点数が、この期末試験で下がってしまった。
そんなことはありませんか?
中間試験に比べて期末試験は問題が難しくなることも多く、生徒自身が努力していても「点数が下がる」ということは起こり得ます。

さらに、点数だけでなく、平均点との差や順位が下がってしまうこともあるかもしれません。
「良い感じで頑張っていた」にもかかわらず。です。

成績は株価のように上がる

私は生徒に「成績は株価や為替相場のように上がる」と伝えています。
つまり、上がったり下がったりを繰り返しながら、平均すると上昇している。
そんな形が普通です。

「今回は下がったけど、次はしっかり上げるぞ」
株価のイメージで、手をジグザグに動かしながら声がけをするようにしています。

物語という方便

「そんなことを言って、次に上がる保証はあるの?」と疑問に感じる方はいませんか。

もちろん保証なんてありません。
ここで大切なことは科学的なエビデンスではなく、生徒自身が「そう思える」ということではないでしょうか。

スポーツや芸術と勉強の異なる点があります。
それは、「その気でやれば、必ず上がる」ということです。センスは必要ありません。
ちゃんとやれば誰でもできるようになっています。それが勉強です。

だからこそ、生徒が「その気でやる」ことが最も重要なのです。
そこに「ジグザグと上がる」という物語は意味をもつのです。
生徒がその物語を信じて本気で取り組んでくれれば、結果は出ます。

「嘘も方便」とまで言いたくはないですが、物語は方便になります。

ジグザグは教科間でも起こります。
英語は上がったけど、数学は下がった。
そんな時もありますよね。
英語のジグザグと数学のジグザグが逆になることも当然です。
大切なことは、英語と数学のジグザグがそれぞれ平均して上がることです。
そして何より、そのイメージを生徒が意識して前向きに取り組むことが大切です。

お子さんの期末試験の結果はいかがでしたか。
成績が良くなかった時こそ、力強く励ましてあげてください。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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