学ぶ意欲の育成:つばめ学院が提案する継続と発見の力
2024年1月18日 Vol.983
つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。
塾長の関口です。
今日は生徒の「意欲」について書きます。
まずは書こうと思ったきっかけから書くことにします。
問題なのは経済格差?
「つばめ学院」という名前ですが、実は有名な無料塾(無料で勉強を教える塾)とそっくりなんですね。
そのことに気づいたのが実は昨年末でした。
そんな事もあって「無料塾」という存在に興味がわいて、無料塾についての本を1冊読みました。
その書評は本題ではないので脇に置きますが、無料塾の大きな使命として「経済的な格差を学力格差にしない」というものがあると思います。
もちろんそれは素晴らしいミッションなんですが、私が日々の教室で感じているのはちょっと違う格差なんです。今日はその格差についてお伝えしたいのです。
(つばめ学院は無料塾ではないので、経済格差が見えにくいという側面は十分にあるとは思います。)
意欲の格差がついている
「勉強する」ということに対する意識が少しずつ変わってきているように感じています。
誤解を恐れずに言うならば、「勉強することは良いことだ」と端的に思えた時代から、「本人が望むのであれば、勉強することも良いことだ」に変わってきていると思います。以前ならば「誰もが勉強させられていた」状況だったものが、「勉強させられていた具合」に強い濃淡が出てきたのかもしれません。
このこと自体に良いも悪いもないのですが、それによって勉強の「意欲」に差がついていることは良くないことだと私は思っています。
「勉強してきた子」は勉強の意欲が高く、
「勉強をしてこなかった子」は勉強の意欲が低い。そんな格差はなくしたいのです。
大切なことは「継続」と「発見」
勉強の意欲を高めるために重要なことを書きます。
それが、「継続」と「発見」です。
まずは勉強を「継続する」ことを大切にしてください。
大人としてはどうしても「結果」を求めてしまうのですが、まずは勉強を継続していることを大切にしてほしいのです。
そして「発見」です。お子さんが何ができるようになったのかを発見してほしいです。
当たり前ですが、勉強を継続していれば必ずできるようになったことがあります。
どんなに算数が苦手な小学生がいても、中3になれば正負の数や文字式を扱えるようになります。
方程式を使ったり作図をすることもできるようになります。
学校のテストの点数ばかりを見ていると、その「発見」を見落とします。
「発見」がなければ「継続」もできなくなり、点数も下降して当然です。
逆もまた然り。
「発見」があれば「継続」の意欲もわき、やり続ければ必ずできるようになるものなんです。
つばめ学院は、その「継続」と「発見」を大切にしたいのです。
生徒たちにとって「いつのまにか勉強してた」「いつの間にか得意になってた」という状況を作り出そうとしています。
ご家庭でもお子さんの成長を日々「発見」して頂きたいと思います。
お子さんは今日、何ができるようになりましたか?
最後まで読んで頂いてありがとうございます。