つばめ学院の「成績を上げる」ための実践的勉強法:全てを明かします
2023年6月4日 Vol.971
つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。
今日は、つばめ学院が実践している「成績の上がる勉強法」を出し惜しみゼロでお伝えしようと思います。
ぜひともご家庭でお子さんに試してみてください。
うまくいかなかったら、つばめ学院に相談してください(ボソッ)
時間を増やす
勉強で効果を出すために大切なポイントの1つ目はなんといっても「勉強時間」です。勉強が苦手な子に多いのが、「勉強は時間ではなく効率だ」という意見です。「そりゃまあ、そうだけど、、、、」と言葉に詰まってしまう保護者の方は多いのではないでしょうか。
私は塾で多くの生徒を見てきたので断言することができます。
「まずは勉強時間」です。
1時間より3時間が偉い。3時間より5時間が偉い。
いったん、軸を「時間」という1本に絞って伸ばさないと次につながりません。
勉強が苦手な子は、まず「たくさん勉強できる」という状態をつくって欲しいです。
塾でやっていることも実は同じです。
その子の「限界」を見定めながら課題を出します。
勉強嫌いな子にとって「課題」が原因で塾に来る気が失せてしまうようならば、そこは調整します。
塾に来てからやる内容も同じです。生徒の中には、「塾に来る」ということ自体のハードルが高い子もいます。
そういう場合には、まず「塾に毎週しっかり来ること」を最優先に考えて全てを調整します。
一見すると生徒に迎合しているように見えるかもしれませんが、それは違います。その子にとっての「勉強時間を増やす」を最優先する結果なんです。
「できる」までやる
勉強時間を伸ばすことができたとして、次の壁があります。「ダラダラ長時間やる」という壁です。
時間を意識するあまり、ダラダラと時間を浪費することが目的になってしまうのです。これを防止するための有効なのが「「確認テスト」です。
効果の出ない勉強をしている子の多くは「確認」が圧倒的に不足しています。
勉強の最後は「全問正解」で終わるべきです。
どんな勉強でも、やったその日に「全問正解」できないものは絶対に定着しません。
逆に内容を絞ってでも「全問正解」にこだわって欲しいです。
実際の塾の教室でもよくあるんです。問題を解いてもらって、10問中8問正解。残りの2問を説明して本人も納得。
「じゃあ、もう一回やれば全問正解だね」と言ってもう一度解いてもらいます。すると、できたはずのものができなかったり、理解したはずのものができなかったり。
なかなか全問正解はできません。
何もそれを悲観する必要はないと思います。
ただ、「今の課題はこれを全問正解にする」ということです。
そこに課題を残して先に進めば、どんどんとお子さんの努力が「報われない」状況になってしまいます。勉強は常に「満点=できる」で終わる習慣を強く意識してもらいたいです。
気持ちを高める
最後に持ってきた「気持ち」が実は一番強力です。
私が教室で生徒に伝える時には、「素振り」に例えてお話します。
「野球の素振りがあるじゃない。あれを毎日100回やるのは大変な練習だよね。でも”100回振ればいい”と思って、適当にぶんぶんってやってる奴は1000回振っても10000回振っても無駄だよね。」
「プロ野球選手がやる素振りって、相手のピッチャーをイメージして、球種や球速をイメージして、それをしっかり自分が捉えるイメージで、”ぶん”って振るはずだよね。」
勉強も全く同じです。この「気持ち」を変えることは、それこそ容易ではないですが、その効果は絶大です。
同じ1時間の勉強であっても、その効果を10倍にする可能性があるのは、この「気持ち」です。
効果が絶大であるからこそ、その「発動」は非常に難しいものです。何せ、発動のためのスイッチは個々の生徒によって全く異なっていますから。
あえて汎用性の高い方法をお伝えするとすれば、「お子さんの話を聞く」ということです。多くの生徒は自分の話を聞いてもらい、自分の価値観を理解してもらうことがモチベーションの上昇につながります。
親子にとって最も高いハードルがこの「気持ち」ですが、そこにチャレンジする価値は十分にあるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。